このページは、わたしが20代のときから苦手だった階段の「のぼり」を克服するまでの道のりを紹介したページです
ダイエットに少し関係することでもあります。
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「年齢を重ねると足腰が弱って階段が苦手になる」という話はよく聞きますが、若くてもそうなることがあります。
わたしがそうでした。
原因を見つけて、最近やっとのことで克服にこぎつけました。
今日はそのことについてシェアしようと思います。
まだ若いのに、
- 階段が苦手…
- よく転びそうになる
そんな人がいたら参考にしてみてください
1 . 26歳の頃から階段の「のぼり」が病的に苦手だった
自分が階段に対して苦手意識があることに気づいたのは、東京で就職して間もなく。
通勤で原宿駅を利用していたときのことでした。
山手線の原宿駅にはエスカレーターがなくて、せわしない人の流れに乗ってわたしも階段をのぼっていたんですが、なんか右足の様子がおかしい…。
左はスムーズに動くんですが、右足だけがなぜかいちいち着地を怖がるんです。
「おかしいな…」と思っていたら、ある日とうとう躓いてしまい、危うく転げ落ちそうに!
その結果、周りの人の速度に合わせて階段をのぼるのが怖くなってしまいました。
よく考えてみると、それまでは急いで階段をのぼるという機会がなくて、いつも自分のペースで階段をのぼっていたんですよね。
手すりもよく使っていたと思います。
東京に来る前は北海道にいたんですが、日常的に階段を使う機会はほぼありませんでした。
イオンではエスカレーター。
雪国なので、高い建物が少ない。
なので、東京の通勤というあの特殊状況を体験してはじめて気づくことになったのでした。
通勤の件は気づくきっかけだっただけで、もともと足はおかしかったのかもしれません。
躓いたのが相当怖かったらしく脳がその感覚をずっと覚えているせいか、右足はそれ以降益々着地を怖がるように…。
目線を落としながらだけど、ゆっくりなら何とか誤魔化しつつ。
そんな調子で最近までやってきました。
ここまで読んで「ずっと何を言ってるの?」と思われるかもしれませんが、これ本気です。
2 . 苦手な理由は超シンプルに「下半身の筋肉不足」
右足の動きがおかしい理由に気づくまで結構遠回りしました。
順を追って書いてみます。
2 – 1 . 異常に硬い体とストレッチ
わたしは今まで生きてきて、前屈で手が床についたことが一度もありません。
体が異常に硬いんです。
叶えたい夢のひとつに「前屈で床に手をつけてみたい」という夢があるくらいです笑
先月のことでした。
雑誌で「下半身ヤセ」の特集をみていたら、簡単なストレッチも載っていたんですね。
そこに書いてあるストレッチの役割は「筋肉の疲労を和らげること」。
普段、下半身ヤセにも取り組んでいるので、じゃあそのストレッチも取り入れてみよう!ってことで始めたところ…。
脚が細くなるより先にこんな変化が
↓↓↓
- 自転車がこぎやすくなった
- 歩きやすい(下半身を以前より使えている感じ)
- 少し歩くだけで体ポカポカ、足は蒸れるほどポッカポカ
- 長時間座っているとき以外は足が冷えなくなった
- 階段をのぼるときに右足がスムーズに動くようになった(←ここ!)
まさか下半身ヤセのために始めたストレッチのおかげでおかしかった右足が治るとは思わなかったので、単純に「ストレッチすごい!」と思いました。
2 – 2 . 階段をスムーズにのぼれるようになったのは本当にストレッチのおかげ?→NO!
自転車がこぎやすくなったので、てっきり「ストレッチで筋肉がついたの?すごい!」と思ったんですが、ストレッチはあくまで体を整えるもののようです。
ストレッチをすると体の可動域が広がって、1つ1つの動きが少しずつスムーズになります。
ちなみにわたしがストレッチをしたのは、
❶足首
❷もも裏とおしり
❸もも前
それぞれの可動域が広がったことで1番変化を感じたのは「歩きやすくなったこと」。
可動域が広がると歩くときに余計な筋肉を使うことなく歩けている感じがします。
そう思う理由は、以前は前ももが痛くなるくらい負担がかかる歩き方をしていて、そのせいで前ももはパンパン。
なので、長距離を歩けないのが悩みでした。
今は、前ももではなく内ももや裏ももに刺激をバシバシ感じます。
長距離でも足が痛くなることはありません。
2 – 3 . 正しく動く体で運動するのって思った以上に効率がいい!
可動域を広げるだけでこんなに動きに違いがあるとは思いませんでした。
脚の筋肉を正しく使えるようになったことで、同じ「歩く」でも今のほうが筋肉が増えやすいんじゃないかと思います。
体がポカポカするのは血液がよく流れているということなので、代謝アップも期待できます。
ウォーキングでダイエットしようと思ったら、脚の筋肉を正しく使えるかどうかが結構重要だということがこの経験からよくわかりました。
\なんとなく、まとめると…/
ストレッチで体が整う→「ただの歩く」が立派な運動になる→脚の筋肉が少し増える→階段がのぼりやすくなった
あと、もうひとつ!
大事なことを忘れてました。
少し前から足の親指をちゃんと使えるように意識した生活をしていました。
歩くときや階段をのぼるときに安定した着地ができるように。
それもよかったんだと思います。
≫「つま先」って大事!意識して使うようにしたらウレシイ変化があった
右足だけがおかしかったのは、わたしの利き足が左なのが関係あるのかな?
ストレッチをすると左に比べて右のほうが硬かったりして。
筋肉の量や骨盤の歪みなど、色んな原因がありそうですよね。
専門家ではないのでそのへんはわかりませんが、とにかく階段をのぼるのが苦手だった原因は「筋肉不足」ということが紆余曲折の末にわかりました。
たぶんこれを放置すると、あと40年くらいしたら階段をのぼること自体が難しくなるんだと思います。
下半身の筋肉って人間にとって本当に大事ですよね。
3 . 若くても下半身の筋肉は簡単に落ちる。階段で躓くようになったら筋肉不足のサイン!
まだ若いからって安心して何もしないでいると、結構あっという間に筋肉って落ちちゃうものなんだなと思いました。
しかも気づかないうちになくなっちゃうから厄介ですよね。
ただ、今回のように気づいたときに対処しておくことが大事なんだと思います。
今日は、苦手だった階段の「のぼり」を筋肉不足を解消して克服するまでの過程を紹介してみました!
本当はわたしみたいにならないように筋肉を維持できればいんですけど、もしすでに若くして同じような悩みを持つ人がいるなら、この話は解決のヒントになるかもしれません。
海野もちでした