このページは、わたしが脂漏性皮膚炎になって経験したことを紹介しているページです。
わたしは数年前から頭皮の脂漏性皮膚炎に悩んでいます。
周りで同じ症状で悩んでいる人がなかなかいないので、相談したくてもできませんでした。
これは脂漏性皮膚炎の辛さのひとつかなと思います。
話せるとしたら病院の先生ですが、なかなか病院ではお薬以外の治療方法って教えてくれないんですよね。
そんな情報が少ない中、わたしが唯一参考になったのが「ネットにあった経験談」でした。
病気のことってその状態になった人じゃないとわからない部分ってありますよね。
実際、ネットで見つけた経験談からヒントをもらって症状を緩和することが最近できました。
≫ツライ!私は『脂漏性皮膚炎』になってから確実に人生損してる!-かゆみが軽減した方法を紹介-
体験談の数は多くあったほうがいいと思うので、わたしの脂漏性皮膚炎の経験談もここでシェアしようと思います。
わたしは頭皮の脂漏性皮膚炎なので、他の部位でお悩みの方には当てはまらない場合もありますが、同じような症状でお悩みの方はぜひ参考にしてみてください。
1 . 症状が1番酷かったとき(かゆみ&フケ地獄)
今回お話するわたしの経験談は、読んで「気持ち悪い」と思う人もいるかもしれません。
一応女子なので、どこまで紹介すればいいか迷ったんですが、同じ悩みを持つ人に少しでも参考になればと思い、包み隠さず色々晒していくことにします。
① ブラシで髪をとかすと、パラパラ落ちていくフケが見える
わたしの場合、とにかく困っていたのが「フケ」です。
今も少し出るんですが、1番症状が酷かったときはブラシで髪をとかすと自分でも引くほどの量のフケが床に落ちていくのが見えます…。
病院の先生によると、フケが出るとかゆみが出るパターンもあるらしく、フケが出る↔かゆいのエンドレスなわけです。
手櫛でもパラパラしてしまうので、黒い服のときは気が気じゃない…。
ちなみに、床に落ちたフケはそのままにしておくと足の裏にくっついて部屋中に拡散してしまいます。
なので、こまめに床を掃除しなきゃいけないことも面倒です。
とにかくかゆいし、強くかきずぎて傷ができてしまったこともありました。
② 気をつけても部屋にフケが…
ブラシで髪をとかしたときに落ちるフケもそうなんですが、部屋の中で普段よくいる場所の周辺もフケが落ちまくっています。
フケってダニのエサになっちゃうんですよね…。
わたしは実際に食事中のダニを目撃したことがあります…
(-_-;)
脂漏性皮膚炎になったら、掃除機は必須。
落ちているのがハッキリと目で見えるわけではないので掃除をサボってしまいがちなんですが、実際結構落ちてると思います。
ほこりと一緒に舞い上がっていつの間にかスマホの画面に乗っかっていたりするので、気が気じゃない。
③ 頭を洗ったとしても、かゆみが治まらない
かゆいということは「頭が汚れているせいでかゆいんだ」とわたしは最初の頃思っていました。
でも違いました。
わたしの場合は、頭皮に炎症起こっている状態なので、シャンプーの刺激が良くなかったわけです。
汚れを落とすには「よく頭皮を洗わないといけない」という固定概念があり、症状を自ら悪化させてしまいました。
頭をよく洗っていた期間は、シャンプーをしている最中はもちろん、ドライヤーで乾かしたからといってかゆみが治まることはなく。
ずっとかゆい。
「頭皮が乾燥しているせいかな?」と思って、オイルで頭皮をマッサージしてからお風呂に入ったこともありましたが、効果はなし。
(今思えば、頭皮への刺激は1番よくないことでした…)
ちなみにわたしが病院で処方してもらった薬はこちら
\飲み薬/
- ビタミンB2
- ビタミンB6
- アレルギー薬
\塗り薬/
- 副腎皮質ホルモンの塗り薬が1種類
わたしが薬を飲みながら症状を治めた方法はこちらの話の中にあります
↓↓↓
2 . 症状がひどかった時期、生活で気をつけたこと
① 部屋と枕まわりを清潔にする
先ほどのところでも触れましたが、脂漏性皮膚炎はフケとの戦いでもあります。
わたしが1番症状がひどかったとき、かゆみやフケと同じくらい頭を悩ませていたのが「ダニ」。
本当に悩みすぎて、自宅なのに全然気が休まらない状態に陥ったこともありました。
白い点が視界に入ると「ダニだ!」と思うようになり、ノイローゼ寸前。
この時ばかりは、視力1.5を呪いました。
見つけたものの半分はゴミなんですけどね笑
脂漏性皮膚炎の治療中は、こまめに掃除機をかけることをオススメします。
床はとくかく掃除機です。
それと、
わたしが生活の中で特に気をつけていたのが「枕」。
寝ている間も頭をかいているのが自分でもわかったので、枕カバーをこまめに交換しました。
でも、枕カバーの交換って結構面倒なんです。
しかもよく考えたら、枕だけじゃなく枕の周りにもフケが落ちている可能性が高い。
カバーだけ変えても意味がない。
そのことに気づいてからは枕とその周りにバスタオルをふわっとかぶせて寝ることにしました。
バスタオルは洗濯のときにカサが増えるというデメリットがあるんですが、
その代わりに簡単に交換ができて楽だし、寝ている間に頭をかいてしまったとしても安心です。
フェイスタオルでもいいのかもしれませんが、面積が狭い分ちょっと心配なので、わたしはバスタオルを使っています。
② ダニを増やすな!室内干しをしている人は湿度に注意!
ただでさえエサがあってダニが繁殖するための環境が整っている我が家。
これ以上ダニの天国にしてはいけません。
ダニはカビも好きです。
もし、洗濯物を室内干しにしている人がいたら湿度にご注意ください。
ワンルームなどの狭めの部屋は湿度が高くなりやすいので、とてもカビが繁殖しやすいです。
わたしは前回住んでいた部屋がワンルームで、その部屋でカビとダニが大量発生してトラウマになっています(=o=;)
ベランダがないことや防犯上の理由で室内干しにしていたんですが、窓際に置いてあったカラーボックスがカビました。
カビにダニが群がっているのを見たときはゾッとしましたね…。
家具を壁にピッタリつけて置いてしまうと、空気が流れないのでカビます。
しかも東京は梅雨の期間が長いです。
除湿機があればいいのですが、なければこまめに換気をするなどの工夫をしましょう。
3 . まとめ
最後の室内干しは、脂漏性皮膚炎と関係ないように見えますが、ダニがいる部屋=気持ち悪いと考えるとわたしは反射的に頭がかゆくなりました。
嫌なものを思い浮かべると、わたしのようにかゆくなる人、いるんじゃないでしょうか。
脂漏性皮膚炎の治療中は部屋自体、そして空気もなるべくクリーンな状態にしておくことがオススメです。
脂漏性皮膚炎はパッと治るものではありません。
なかなか自分の症状に合う緩和方法が見つからずに悩んでいる人もいると思います。
わたしも少し前までそうでした。
同じく悩んでいる人が今回シェアした内容を読んで「あーこの人はこんな感じで対処したんだなー」とご自身の症状の緩和のヒントになることがあればうれしいです。
かゆみやフケに悩まず生活ができる日がくるように諦めず頑張りましょう!
海野もちでした