こんにちは、海野もちです
- 下半身が太いのが気になる
- 立ち仕事で脚が太った
- なかなか脚ヤセできない
これ全部わたしが抱えている悩みです。
わたしの下半身太りは典型的な「脂肪太り」なんですが、それにプラスして、
バランスの悪い立ち方をしていたことによって余計なところに筋肉がついて、逆に必要なところに筋肉がない…という状態。
下半身太りを解消するためには「足りていない筋肉をつけること」がまず必要だと思いますが、
実はそれと並行して、生活の中でついついやってしまっている「脚を太くする癖」を治していく必要もあります。
この「脚を太くする癖」が余計なところに筋肉をつけてしまうので厄介なのです。
わたしの場合の「脚を太くする癖」は、立ったときに《ひざ裏を伸ばしすぎてしまう癖》です。
専門用語で《反張膝(はんちょうひざ)》とか《ひざの過伸展(かしんてん)》といいます。
そのせいで、前ももがモリっと盛り上がっていて、すごく気になっています…。
このページでは脚を太くする癖《ひざ裏を伸ばしすぎる癖》がテーマになります。
立ち仕事をしている人の中には、わたしのように気づかないうちに《ひざ裏を伸ばしすぎてしまう癖》がついてしまっている人がいるかもしれませんよ!
関連ページ>>>『立ち仕事で脚は太くなるか?わたしのリアルな経験から考えてみる』
# 立ったときに《ひさ裏》を伸ばしすぎていませんか?
ひざの裏が伸ばしすぎている状態がどんな感じかというと。
専門家ではないので、わたしの経験からの話ですが、
- 上半身の重心が猫背などで前ぎみ
- 足のつま先側で重心を取っている
- 前に倒れないように下半身がバランスを取ろうとする
こんな感じの立ち方のとき、バランスの悪さを補おうと下半身が頑張ります。
ひざ裏をめーいっぱい伸ばして立つとバランスが取りやすいため、だんだんその形が通常運転になってくる。
ひざ+前ももには大きな負担がかかります。
ひざ裏を伸ばしすぎているせいで、前ももに負担がかかり「常に鍛えている」ような状態になって、モリっとしてくる…
これって、めちゃくちゃ不本意すぎませんか?(=_=)
正しい立ち方?って言ったら変かもしれませんが、脚に負担のかからない立ち方って、
- 頭
- 上半身
- 骨盤(ざっくり言うとお尻)
- ひざ
- 両足
それぞれの位置が《大体》直線上にあればいいのではないかと思います。
《大体》にしてあるのは、それぞれが微妙に直線からズレていても「あ、この位置ラクだな」って思う場合があるからです。
今回のひざに関しても「真っ直ぐ!」と思いすぎちゃうと過伸展になってしまったりするので、適度にゆるめて、直線上から少しズラす。
あと、肩も「姿勢よく!」と思いすぎると筋肉が緊張してしまって(わたしが極度の肩こり)あまり良くないなと思うので、多少丸まっていても深呼吸できるくらいの位置でいい、と解釈しています。
個人的には、頭・上半身・骨盤(お尻)の位置が直線からズレると下半身に影響が出るイメージが強く、逆にそれらの位置を直すと、ひざや前ももがラクになって立ちやすくなる印象があります。
でも、比較的、頭や肩は意識しやすいけど、骨盤(お尻)を意識するのって難しいですよね〜
お尻の筋肉が弱っていたりすると締まりのないフリーな状態になるので、
骨盤がお辞儀したような状態になり、腰が反り気味になって、バランスが崩れた立ち方につながってしまいます。
関連ページ>>>『【骨盤矯正】脚が細い人のおしりを見て気づいたこと』
なので、ひざ裏の伸ばしすぎ《過伸展》をどうにかしようと思ったら、
体全体のバランスを見直す必要性が出てくるってイメージですね。
# 脚がキレイな人のひざはどうなってる?
では、通常ひざはどんな状態にしておけばいいのかというと、
ひざは「ゆるんでいる」のが本来の状態なんだそうです。
実際にやってみるとわかるんですが、ひざ裏をピーンと伸ばさないように意識して立ってみると、前ももの緊張がふわっと消えます。
もちろんひざも緊張から開放されます。
ちなみに完全に曲げちゃうとダメなので、気持ち「ゆるめる」イメージで大丈夫です。
ボディワーカーの森拓郎さんはボイシーで配信している『森拓郎の聴くだけでヤセるラジオ』の中で、ひざの伸ばしすぎをひじに置き換えて説明していて、
ひじは常にゆるめてるのが通常、とおっしゃっていました。
あ〜なるほど〜って感じですよね。
脚は腕と違って、体重を支えてるいるので負荷が大きいです。
今までの《ひざ裏を伸ばしすぎる癖》に対して、
その逆の《ひざをゆるめる癖》をつけるくらいの意識が必要だなと思っています。
美脚の人は、正しく脚を使えていて、必要な筋肉もちゃんとついているんですよね。
誰に教えてもらったわけでもないだろうに、すごいな〜と思うのはわたしだけでしょうか。
関連ページ>>>『プロの情報を活用しよう!疑問が解決したら一気に効果が出てきた〜スクワット編』
# 立ちっぱなしの仕事の人は気づかないうちに《過伸展》が癖になっているかも
わたし自身、いつからひざの過伸展の癖がついてしまったのかハッキリはわからないのですが、
長年やっていた立ち仕事で過伸展の癖が悪化した実感が実はあります。
それに気づいたのは、友人の結婚式で撮ってもらった写真を見たときでした。
自分では普通に立っていたつもりだったんですが、なんかわたしだけ脚が変…
(こんな感じ↓)
脚が外側にぐにゃっと広がっていました。
「前、こんなんじゃなかったよね…?」と、かなりショックで。
実は写真で気づく前から自分でも何となく「脚が外側に広がりやすい」ということに気づいていました。
でも、「過伸展」という症状自体をまだ知らなかったので、まさに自分がそれだということに気づいておらず、単純に「骨盤の歪みかな〜」としか思ってなかったんですよね。
いま考えたら、立ち仕事で悪化した可能性があります。
というのも、
わたしは高校を卒業してから33歳までの間、ほとんど歯科助手の仕事をしていたんですが、
歯科助手って治療のアシスタントをする際ほとんど立っているんですが、ただ立っているだけじゃなくて、
下を覗き込む態勢で立っていることが多いんです。
わたしはそのときによく、ひざをピンと伸ばして、脚を棒のように固定しながら、前に乗り出した上半身を支える姿勢でいることが多かったんです。
前ももに負担がかかっていたため、脚が疲れやすく、午後になると前ももが痛くなることがよくありました。
太ももの形も、特に運動をしているわけでもないのに、前ももがモリっと盛り上がった形をしています。
もともとひざを伸ばしすぎる癖が付いていたのか、立ち仕事を続けるうちに癖がついてしまったのか、それはわかりません。
どこかのタイミングで、
- 自分がひざを伸ばしすぎているということ
- ひざをゆるめるよう意識すること
それらに気づいていれば悪化を阻止できたかもしれないな〜と思っています。
# ひざを《ゆるめる癖》をつけるべし
歯科のスタッフのように立ち仕事が中心で、下を覗き込んだり、前かがみになることが多い人で、
さらに下半身太りや脚が太い悩みがある人は、
立っているときに《ひざ裏を伸ばしすぎていないか》をちょくちょく気にしてみるといいと思います。
わたしの場合は、ひざをゆるめたときに前ももの緊張もいっしょにゆるむように意識しています。
個人的にお尻全体にキュっと少し力を入れたほうがひざ裏をゆるめやすくなる感じがあるのでそうしています。
さらに、
ひざをゆるめた状態でおなかに力を入れて(お尻も少し力を入れる)、前側に丸まっているを肩を開くようにすると、
何となく重心がつま先側から足の真ん中や足の裏全体にかかっている感じに変わります。
よく正しい姿勢の目安で、壁ぎわに立って体が一直線になるのがいい、みたいな話ありますよね。
あれに近い姿勢になります。
ひざの伸ばし加減がどれくらいかは、その人によって違うし、上記はわたしがやりやすいというだけなので、参考程度にしていただいて、
最初はひざをゆるめるイメージを掴むことからはじめてみるといいかもしれません。
繰り返しになりますが、曲げるのではなく、ゆるめる程度で大丈夫です。
イメージできたら、次にどうやったらその状態で体が居やすいか(維持しやすいか)、お尻やおなかに力を入れてみたり、上半身の姿勢を調整してみたりして、自分の体で探ってみると◎
歯科のスタッフの場合は、下を覗き込むときに、下腹部に少し力を入れると前かがみになっても重心がとりやすく、ひざもゆるめやすいと思います。
足を揃えて立つより、肩幅くらいに開いて立つと態勢を保ちやすいかもです。
集中していたり、忙しかったりするとついついおざなりになってしまいがちですが、ゆるめる癖がつくまではこまめに「ひざ…」と気にするようにしてみましょう。
関連ページ>>>『【骨盤矯正】脚が細い人のおしりを見て気づいたこと』
# 立ち仕事をしながら《脚が太くなる癖》を治して、脚ヤセを目指す!
最近SNSのダイエットアカウントで経過の画像をアップしている人が多いですが、
見た目で確実に脂肪は減っていっているのに、ひざ裏を伸ばした立ち方をしているために、前ももがモリっとなったままの人が結構います。
ひざを伸ばしすぎる癖が自分にあるということ自体に気づいていない人って意外と多いのかもしれません。
わたしも気づくのにかなり時間かかりました。
前ももやひざに負担がかからない立ち方=ひざが「ゆるんだ状態」
わたしのように立ち仕事をしながら、下半身太り解消を目指している人は、
《ひざ裏を伸ばしすぎてしまう癖》がついてしまっていないかチェックしてみてください!
海野もち