《歯科医院専売》の歯ブラシでおすすめってありますか?→ハイ、あります!

《アイキャッチ》おすすめの歯科医院専売の歯ブラシご紹介

こんにちは、海野もちです

今日は歯医者さんに売っている歯ブラシについてのお話です!

歯医者さんに売っている歯ブラシは《歯科医院専売品》といって、ドラッグストアなどで売っている歯ブラシとはちょっと違います。

関連ページ>>>『【歯ブラシマニア】《ピュオーラ》超コンパクトのレビューとスペック〜特徴やサイズなど』

>>>『【歯ブラシマニア】100均でキレイにみがける歯ブラシを発見』

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# 「歯科医院専売の歯ブラシ」と「市販の歯ブラシ」の違いってなに?

まず疑問に思うのは「それぞれ何が違うの?」というところだと思います。

違い@その①

歯科医院専売の歯ブラシはいろんなメーカーのものがあるんですが、

歯科医院専売の歯ブラシは割とシンプルな形のものが多く、ヘッドの大きさも9割方同じくらいの大きさのものが多い。(大きい歯ブラシも一部ある)

それに対して、市販の歯ブラシはそれぞれがその歯ブラシの「売り」的な機能を持っています

歯科医院専売の歯ブラシ、市販の歯ブラシになぜそれぞれ違いがあるのか

それにはちゃんとした理由があるので、詳しくみていきます。

突然ですが、

かつてお昼にやっていた小堺さんの『ごきげんよう』でおなじみのライオンちゃんを覚えていますか?

ライオンちゃんのボスである《ライオン株式会社》は、市販の歯ブラシも出しているし、歯科医院専売の歯ブラシも出しています。

歯科医院専売のものでわたしがよく見かけていたのが《DENT.EX システマ》という歯ブラシ。

《DENT.EX システマ》は見た目はシンプルですが、毛がしなやかで、歯や歯ぐきに当てたときの感触がやさしい素敵な歯ブラシです。

(わたしが使ってたときの購入価格は400円ちょい。歯医者さんで買ってもお高め)

対して、市販の歯ブラシは人気の高い《システマ》や《クリニカ》

市販の《システマ》は、お好みで毛の配列を4列か3列か選べたり、

ヘッドの縦の長さもコンパクトにするか広いタイプにするか自由に決められます。

関連ページ>>>『【歯ブラシ比べるシリーズ】ライオンのシステマハブラシを比べてみた〜2018』

《クリニカ》はものすごくコンパクトなヘッドで、ものすごく小回りが利くすごく良い歯ブラシです。

歯科医院専売のものがドラッグストアに売っていたり、システマやクリニカが歯医者さんで売っていたり、ということは基本的にはありません。

(ネットや東急ハンズやロフトでは取り扱ってますが、ちょっとお高い)

歯医者さんで売ってる歯ブラシって、市販の歯ブラシと比べるとシンプルな形のものが多いと思ったことありませんか?

それはなぜかというと、

歯科医院専売の歯ブラシは「歯医者さんで歯みがきの指導を受けた上で使う」ことをベースに設計されているからです。

歯みがきの指導を受けると「歯みがきスキル」がその人に身につきますよね。

スキルが身につけば、シンプルな歯ブラシで十分キレイに磨けるということになります。

それに対して市販の歯ブラシは、基本的に歯医者さんで磨き方を教えてもらってないとしても「どんな人でもなるべくキレイにみがけるように」設計されています

たとえば、

  • 奥歯に毛先が届いてない
  • 細かいところまで磨けてない

などなど。

足りない歯みがきスキルを市販の歯ブラシが補って、なるべくキレイに磨けるように、と各メーカーが毎年歯ブラシをアップデートしています。

こう言うと「じゃあ市販の歯ブラシを買っておけば間違いないじゃん!」と思うかもしれません。

でも、それは違うのです。

キレイに磨ける磨き方(なんか日本語が変ですが)のポイントって、どの歯ブラシを使っても基本いっしょだと思うんです。

キレイに磨くために必要なポイントは、

  • 3分は磨いてほしい(1分とかの短い時間では汚れが取れないのは当たり前ということ)
  • 奥歯の奥まで磨く
  • 小刻みに動かす

などなど。

たとえ歯みがきスキルを補ってくれる歯ブラシで磨いたとしても、1分しか磨いていなかったら意味がないし、

「奥歯の奥まで磨ける!」って書いてあるからって、奥歯の手前で磨くのをやめていたら奥歯がキレイになるわけないってことです。

違い@その②

それもうひとつ違いをあげるとしたら、

歯科医院専売の歯ブラシはかたさに「かため」のものがほとんどありません(わたしの経験ではほぼ見たことがない)。

先生や衛生士さんがおすすめするときは基本は「ふつう」のかたさ

「やわらかめ」はよっぽど歯ぐきが痛くて磨けないとか、そういう場合はすすめられる場合があります。

メーカーによりますが、市販の歯ブラシは「やわらかめ」「ふつう」「かため」が揃って用意されていることが多いですね。

これらの違いを知った上で、今回おすすめする歯科医院専売の歯ブラシをご覧ください!

# 今回オススメする《歯科医院専売》の歯ブラシはこれだ!

《画像》ペルラとピーグリップという歯ブラシ

株式会社ピーディーアール(以下、株式会社省略)という歯科材料メーカーさんの歯ブラシから2種類ご紹介します!

ピーディーアールさんは名古屋にある通販タイプの歯科の材料屋さんです。

歯ブラシ以外にも商品は販売しているんですが、とりわけ歯ブラシの開発に関しては並々ならぬ愛情を注いでいて、それでいて、歯ブラシ1本単位の価格がめちゃくちゃ良心的

歯科医院専売の歯ブラシはお高いイメージがあるかもしれませんが、ピーディーアールは違います。

専売の歯ブラシは歯医者さんによって価格を自由に決められるんですが、

ピーディーアールの歯ブラシはもともとの価格が安いので、おそらく200円以内で置いてるところが多いのではないかと思います(わたしは160円くらいで買ってる)。

歯みがきの指導はめっちゃするけど、歯ブラシの販売にはあまり力を入れてない、

っていう歯医者さんは取り扱ってる歯ブラシ自体が少ない傾向があるので、ピーディーアールの取り扱いがない場合があります。

オススメその①《ピーグリップ》2段植毛

《画像》ピーグリップ

ピーグリップはとにかくシンプルで磨きやすい歯ブラシです。

ピーディーアールの歯ブラシは、毛がすごく「しなやか」で、歯や歯ぐきに当てたときに気持ちがいいんですよね。

だけども、やわらかすぎて汚れが落ちないということはなく、しっかりとしたコシもあります。

もっともスタンダードな形なので、手磨きしている人ならどんな人にもおすすめです。

(歯が抜けて隙間がある場合は歯ブラシで汚れが取り切れない場合があります。一度歯医者さんでの歯みがきの指導をおすすめします!)

《2段植毛》というのは、

文字通り毛が2段になっているという意味で、長めの極細毛と、ちょっと短めのテーパード毛が1つの穴に植毛されています。

《イラスト》ピーディーアールの毛先の種類

ピーグリップには、

❶テーパード毛 ❷2段植毛 ❸トルネード毛

3種類の毛のタイプがあります。

(画像左のトルネード毛については後ほど)

2段植毛だと何がいいかというと(HPに詳しく書いてなかったので個人的な解釈ですが)、

極細毛だけだと細かいところはよく磨けるんですが、細い分やわらかいため歯の表面や食べ物を噛む面に付いた汚れを落とすのが得意ではありません

逆に平切り(真っ平らな毛先)の歯ブラシは、歯の表面や噛む面の汚れを落とすのが得意です。

この2つのいいとこ取りをしたのが《2段植毛》のタイプ!

細かいところの掃除も得意、表面の掃除も得意という感じです。

(ピーディーアールの方、間違ってるところがあったら指摘お願いします)

わたしはピーグリップを5年前から使っていますが、ヘッドの大きさや毛質が自分にピッタリ合っているようで、他の歯ブラシに乗り換えようとしても結局戻ってきてしまいます。

先程の画像の左にあった《トルネード毛》についてですが、

見た目は2段植毛と変わりませんが、毛に「ひねり」加工がされています。

ひねりがあることで、汚れを絡め取るのがさらに得意になったのがトルネード毛です。

ピーグリップを購入希望の場合は、歯医者さんで一度確認をしてください。

「ピーディーアールという通販会社のピーグリップという歯ブラシは置いてますか?」という感じで。

ちなみにピーディーアール自体は、歯医者さんの間で認知度は割と高めな材料屋さんなので言えばわかると思います。

(実際に取り扱ってるかどうかはその歯医者さんによります)

オススメその②《ペルラ》2段植毛

《画像》ピーディーアールのペルラ

2018年に誕生した超コンパクトヘッドの歯ブラシ《ペルラ》

毛質はピーグリップと同様にしなやかさと適度なコシを兼ね備え、奥歯までしっかり届くようにネック部分が細くて長〜いのが特徴です。

小回りがかなり利くので、細かく丁寧に磨きたいという人におすすめ。

個人的な感想はというと、めっちゃ小回りが利くピーグリップ。

(もはやピーグリップが好きすぎて、基準になってしまっている)

《画像》ピーグリップに比べてペルラのネックは長い

やっぱりネックが細い&長いだと楽々奥まで届くので、奥歯の奥が磨きやすくていいですね。

ピーグリップに比べると約1cmくらいネックが長い気がします。

あと、歯ブラシは意外と握りやすさも大事で、ペルラは持ち手に厚みがあり、さらに横にふっくらした形になっているので抜群の握りやすさ

新しい商品なので、購入を希望される際は「歯科材料の通販会社でピーディーアールというところのペルラという歯ブラシは置いてますか?」って感じで必ず確認してみてください。

このページの画像を直接見せるとわかりやすいかも。

# わたしがピーディーアールという会社に一目置いている理由

わたしは個人的にピーディーアールに一目置いています。

ピーディーアールは商品を作るときに「自分の家族に使ってもらいたいものを作る」ということを大事にしています。

これってすごく素敵な考え方だと思いませんか?

歯ブラシ作りの姿勢とか、会社の雰囲気とか、ピーディーアールのいいところは他にもたくさんあるんですが、

わたしが1番いいなと思ったのは「気が利く」ところです。

新商品ができたときは試供品を送ってくれたり、バレンタインのときはキシリトールチョコを同封してくれたり、

あと、何のときか忘れたけど愛知県の名物「しるこサンド」を送ってきたときはちょっと笑ったw

こういうことされると、された側はやっぱり嬉しいですよね〜

あと、味のあるいい絵を描く人がいて、それがまたピーディーアールの雰囲気に合ってるんです。

その人が描いた「P.D.R.新聞」というB5のチラシが月一くらいのペースで発行されていて商品に同封されてくるんですが、わたしはそれをいつも楽しみにしていました。

実際の社員さんが何人かキャラクターになって登場したりして、社内の笑えるできごと(歯に関係ない話のときもある)が綴られていたり、名古屋弁のコーナーがあったりとか、よく毎回こんな面白いこと書けるな〜と思っていました。

中の人のことがわかると、何だか親近感が湧いてくる感じってないですか?

たぶん、わたしだいぶ前からピーディーアールのファンなんだと思います笑

実際に会ったことがあるわけじゃないのになぜか信用してしまう。

ピーディーアールとはそういう会社です。

前々からピーディーアールの歯ブラシを紹介したかったんですが、

こういうところに載せていいのかわからなくて、5月頃に思い切って問い合わせてみたんです。

そしたら、

「ご紹介いただけるのはありがたく思います!掲載について、弊社への確認無しでご自由にお書きください!」

という内容のお返事を、オンラインショップの店長さんから直々にいただきました。

最高すぎる。

でも、わたしがファンということを抜きにしても、ピーディーアールの歯ブラシはとてもオススメできます!

ぜひピーディーアールの歯ブラシを多くの人に買って使ってみてほしいと思います

以上、《歯科医院専売のおすすめ歯ブラシ》のご紹介でした!

海野もち

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