軽く「理想の駅前」を描こうとしたら地区化し、さらに己の性格の融通の利かなさと欲深さを痛感することになった

《イラスト》理想の地区

最近ツイッターで、

自分なりの「理想の駅前」

それを図に描いてみた!っていうツイートを見かけまして。

「理想の駅前」というのは、

「家は駅からこれくらいの距離」とか、「家の周りにはこんな店があったらいいな〜」みたいなのを欲望のままに描くもののようで。

それを見てすぐに、

面白そう!

わたしも描きたい!

ってなったんです。

そして、

その軽い気持ちで始めた「わたしの理想の駅前」が最終的に全然「駅前」ではなくなってしまい、さらに己の性分と向き合うことになったという話です。

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# 早くも問題発生!「理想の駅前」のはずが駅前に収まらないの巻

最終的にタブレットで清書したものは>>>こちら

ツイッターに上がっていた「理想の駅前」はお店の数も絞られていて、「空き時間でサラサラっと描きました」という感じの割とライトなものなんですね。

なので、わたし自身も「30分くらいあれば描けるかな」と予想していたわけです。

しかし、性格上「どうせ描くなら完璧にしたい」という気持ちがどっかにあったのでしょう。

描きたい店を上げていった時点で、明らかに数多すぎ

どう考えてもツイッターで見た駅前の絵のように収まりそうにない…!

それでも一応紙に描いてみたんです↓

《画像》初期の理想の地区

案の定、1枚に収まってない。

(隣の駅まであるし)

欲深すぎ。

「理想の駅前を描きたい」と思って始めたのに、割と早い段階で趣旨がブレはじめる。

しかし始めたからには途中で投げ出すわけにはいきません。

わたしはそういう面倒くさい人間なのです。

# はじめての「空想地図」の巻

駅前ではなく、もはや軽く1つの「地区」と化した「わたしの理想の駅前」。

しかもご覧になってお分かりな通り、お粗末な絵です。

これをキレイに形にするには「地図を描く技術」が必要では?と思い、一旦ググって描き方を調べることにしました。

すると「空想地図」というものに行き着いたわけです。

よく地図オタクの人や鉄道オタクの人が想像で本物っぽく描いているのをテレビで見たことがあったので「これだ!」と思い、真似して描いてみたところ…

《画像》手書きの理想の地区

こんな感じになりました。

はじめてゼロから地図っぽいものを描いたので、この出来には自分でも「すげー地図っぽい!」と思いました。(スケールは地区だけど)

でもこれ描くのに1日かかりまして…

結構疲れる。

さすがに途中で一瞬「自分、なにやってんだろ…」ってなりました。

ちなみに自宅はここ↓

《画像》理想の地区内の自宅

これを趣味として、もっと細かく上手に描いている人がいるんだなぁと思うと「空想地図すごいな〜」って思うわけです(遠い目)。

これは好きじゃないとできないわ。

# 全国各地のいいとこどりの巻

この地区にはわたしの好きな地方各地のお店が集結しています。

ご覧の端末によっては細かい部分が見えないかもしれません(細かくご覧になる場合はお手数ですが2本指でズームしていただければ)。

《画像》手書きの理想の地区

例えば、わたしは北海道出身なんですが、駅前に北海道銘菓の「六花亭」を描きました。

出身の地元で大好きなお弁当屋さん「ヤムヤム」も自宅の近くに描いて。

旅行といえば沖縄というくらい沖縄が好きで、毎回行くお店も描きました。

ちなみに「かっぱ食堂」は伊豆の稲取にある、肉チャーハンのお店です。(探してみてね)

あと、ハンドメイドが趣味だったり、たまに服を作ったりするので、貴和製作所や日暮里の繊維街を配置。

やりたい放題してみました。

たのし〜!

やっと当初の趣旨だった「理想の〇〇」の醍醐味を味わうことに成功。

でも、本当は「家は駅前の真ん前にドーン」とか「家が百均に囲まれているだと…!」的な感じでもっと好き勝手描いてもいいんですが、

性格上「駅チカだと家賃はべらぼうに高くなる」とか、治安にこだわったりして、なかなか自由な発想ができず。

…( -_-)

融通の利かん、頭だ。

# イオン・ニトリ・公園を同じエリアに描いたら、わたしの中で「他の人にも住みやすい街と思ってもらいたい」という気持ちが芽生えるの巻

自分でいうのもなんなんですが、

性格的に真面目すぎる面があり、こういうときに無駄に現実的に考えすぎてしまうので困ります。

  • 自宅周辺は小さめな店で固めて
  • ちょっと離れたところに少し大きめなお店
  • もう少し離れたところにイオンやニトリなどの大型のお店

そんな具合で騒音や治安を考慮して配置していく。

それなりにどんどん発展する「わたしの理想の地区」。

「じゃあ家から離れたところに買い物に行ったときについでにご飯が食べられるように、一回描いた店をこっちにも描こう」ってなって回転寿司や温野菜を描き加え…

どんどん住みやすくなっていく地区(あくまでわたしにとってなのですが)。

イオン、ニトリ、公園(個人的にたまに大きな公園に行きたくなるので)が同じエリアに集中しました。

それを見て、ふと「(この周辺はファミリーも住みやすいんじゃないだろうか?)」と思い始めるわたし。

なんとなく西松屋とカメラのキタムラを描き加えてみる。

《イラスト》理想の地区内にファミリーエリア

うんうん、実際にありそう。

公園があれば子供が遊べるし、ファミリーが安心して暮らせて、お母さんにも便利な環境のはずだ…

(目をギンギンにして黙々と作業)

作業後半から謎の使命感に駆られ、自分の理想の〇〇のはずが、無駄にこだわりすぎて「他の人にも住みやすい街って思ってもらいたい」という気持ちすら芽生えてしまいました。

# 終電を逃した人のためのホテルや漫画喫茶も描かなきゃの巻

多くの人に「いい街だな〜」って思ってもらいたいんですよ。

ちなみにこの地区はJRの路線が2つ、地下鉄が地区内に2駅ありまして。

駅前といえば、一部の人にとって、あったら助かる〜なのがホテルですよね。

実は、リアルなわたしの話ですが、

今同棲しておりまして、彼氏が酔っ払ってよく電車を降り過ごして終点まで行ってしまうことがあるんですね。

知らない土地で始発までやり過ごせる場所を探すわけですよ。

(飲みすぎた本人が100%悪いんですけどね。)

酔った状態でササッとちゃんと探せるわけもなく。

なので、電車を降り過ごしてしまった人たちが見て分かりやすいようにと《ホテル・カプセルホテル・漫画喫茶》を配置せねばと。

謎の使命感2

いい街すぎませんか。

てか、わたし優しすぎませんか

なので異様にホテル多めになってます。

(ドーミーイン、いいホテルだよね。)

# そんなこんなで丸2日かかって出来上がった「理想の駅前」改め「理想の地区」がこちら

《イラスト》清書版の理想の地区

ここを押すと冒頭部分に戻ります

タブレット使って清書までやって、全部で2日かかりました。

《色分け解説表》

《表》色分け解説表

(ちなみに「あの店描き忘れてた!」的なことでさらに描き加えようとしています)

さて、今回やってみて、

己の性格の融通の利かなさと欲深さを痛感いたしました。

うほほ〜い!

軽い気持ちで始めたのにこんなことになるとは思いませんでしたが、地図自体は形になると結構面白くなってきますよ。

みなさんも一度は「理想の駅前」「理想の地区」「空想地図」やってみてはいかがでしょうか(白目)

海野もちでした

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