今日は人生の身軽化について考えてみたので、それをまとめました。
わたしは、今年の4月に引っ越しをしたんですが。
ながーくひとりで暮らしていると、いつの間にか持ち物がどんどんどんどん増えてませんか?
恐ろしいや、物欲…
わたしは典型的な溜め込み型の人間です。むしろモノに囲まれている方が安心するタイプ。
東京に住みついて、かれこれ8年くらい経つんですが、東京の引っ越しはこないだのを含めたら2回目でした。
断然2回目の引っ越しの方がモノの量が多くて、荷造りの途中で心が何度も折れそうに…。
荷造りと断捨離を同時進行したにも関わらず、ダンボールがいくつあっても、足りない足りない
1. 無駄遣いを激しく後悔
捨てながら「もったいないな…」と、ものすごく思いました。
欲しい!というその場の欲求をうまくコントロールできなかったがために、随分ムダ遣いしてしまったなぁ…と後悔。
いい加減そろそろ目を覚まさなきゃいけませんね。
これを機に人生「身軽化」計画を始動することにしました。
最近ミニマリストが話題ですが、あそこまでモノを減らすとわたしの場合はダメだと思うので、目標は標準よりちょい少なめにします。
いうならば、ソフト断捨離ですね!
特に女性は男性に比べて持ち物が多い傾向にあるので、独身のうちに身軽化しておけば、結婚してモノの量が2人分になった時に困ることがないと思います。
すぐに結婚しないとしても、身軽化しておくことで、引っ越しの時に余計な作業をせずに済むし、普段のお部屋のそうじもしやすくなるなど、メリットが多いです。
2. わたしが思う、モノが多いことのデメリット
モノが多いことで、わたしが感じたデメリットをあげてみます。
①探しものが見つからない
普段の生活で1番困るのは、探しモノがなかなか見つからないことです。
中でもよく見えなくなるのが、重要な書類や紙類。
役所からきた書類だったり、確定申告で必要なハガキだったり。
紙類は「今度まとめて片付けよう」と考えがち。
気づいたら、いるものといらないものが一緒になった束があちこちに…っていう状況になります。
モノであふれた部屋では、とにかく必要なものがすぐ出てきません。
同じようなことが、日用品のストックにも起こります。
「どこにしまったかわからない」→「ないと思って買ってきたらあった」など。
いずれは使うから無駄ではないものの、本当はその時に買わなくてもいいものなので、余計な出費になってしまいます。
逆に「どうせあるだろう」と思って買わないで帰ったら、実はなかったっていう悲しい逆パターンもあるので、必要な時にわかりやすくしておくことが必要です。
②引っ越しの時に費用が +α かかる
モノが多ければ、手配するトラックの容量も大きくしなければいけないので、出費も多くなります。
ちなみに、わたしが4月の時に手配したのは赤帽さんでした。費用は2万円ちょっと。
モノの総量を減らして、引っ越しの費用を抑えようとしたんですが、なんと、当日トラックに荷物を全部積むことができませんでした!
不幸中の幸いで、残ったといっても少ない量だったので、あとからレンタカーで運んだんですが、あの時は結構焦りましたね…。
ちなみにわたしはベッドは持っていません。棚もすべてバラしてました。
なのに全部積めなかった。それだけダンボールが多かったということです。
おまかせパックなど、しっかり費用をかけて業者さんを手配している場合は、すべて業者さんがやってくれるので困ることはないかもしれません。
業者さんへの出費を惜しまないという人はそれでいいと思います。
わたしのように費用をなるべくおさえたい人にとっては、モノが多いことがデメリットになることは間違いないです。
③そうじが更に面倒になってしまう
部屋がモノで溢れてギチギチ状態だと、圧倒的にそうじがしづらいです。
そうじのハードルが高いと、わたしのような元々面倒くさがりな人間はどんどんそうじを後回しにするようになります。
そうじを怠るとどうなるかというと、ゆくゆくはダニとの戦いになります。きついですよ。
ひとり暮らしは、生活スペースと布団がある場所が同じ空間にある場合が多いと思いますが、わりとすぐにそこら中ホコリだらけになります。
体の健康はもちろん、部屋が清潔だと気持ちがいいものです。心の健康のためにも、そうじは大事です。
毎日やらないとしても、必要な時にすぐ掃除機をかけたり、クイックルワイパーをできるくらいの生活環境が理想です。
3. 自分の中でルールを決める
身軽化するために自分の中でルールを決めました。
まず大前提として、【ルールその①】モノを無闇に買わない・増やさないこと。
これは鉄則です。
今までは何も考えずにポンポン買っていたんですが、それだと増えていく一方。
そうならないように、これからは本当に欲しいものがあるなら、【ルールその②】買ったら、持っているモノの中からひとつを捨てるようにするようにします。
決められたキャパの中にモノを収納できなければ、散らかったり、キャパを増やさないといけなくなってしまいます。
キャパを増やせば、モノは収まるかもしれません。でも元々狭い部屋なら、さらに狭くなるわけですから、あまりよくないですよね。
【ルールその③】収納のキャパは変えない。
これも結構大事だと思います。
増えやすいモノの特徴は大体、かわいいデザイン、かわいい色づかい、そして値段までかわいいモノです。(わたしの場合)
かわいいモノに出会っても、すぐ連れて帰るのではなく、よーく考えて「これの代わりに捨ててもいいもの…今はないな」ってなったら、買わないようにします。
そもそも捨てるのはもったいないですもんね。
4. ひとり暮らしのわたしが「必要だけど最小限でいいな」と思ったモノたち
2回の引っ越しを経験して「これは必要最小限で十分だな」と思ったモノがいくつかあります。
共通しているのは「引っ越しの時にたくさんあると困る」という点と「普段しまってあって、数が把握しにくいため、簡単に増やしてしまう」という点です。
4-1. 食器、コップ
自炊するなら確実に毎日使う食器類!
今、100均やニトリなどで、いくらでも安くてカワイイものが買うことができます。
安いとついつい買っちゃうんですよね!
でも、家にしょっちゅう友達を呼んで食事を振舞う人以外は、ハッキリ言ってそんなにたくさんの食器は必要ありません。
コップも、来客のお茶用に2つくらいあれば足ります。
あと、わたしもそうなんですが、コーヒーが好きな人は、コーヒーカップを集めがちです。
食器類は普段は棚の中など、見えないところに置いてあるから「数が多い」という実感がわかないかもしれません。
しかし、引っ越しの時に全部出して並べたら大抵「多いな…」ってなります。
ワレモノは引っ越す時に梱包が大変です。
食器を買うと、レジで新聞で包んでくれると思いますが、今時のひとり暮らしで新聞紙を持ってる人はいないんじゃないでしょうか。
わたしも、ワレモノを何で梱包するかで困りました。
結局使ったのは、通販カタログやそれに付いてたチラシ。
ただ、新聞紙の薄さには到底敵わなくて、包めたとしても結構かさばってしまって、ダンボールに詰めにくかったです。
そもそも数が少なければ、その手間が最小限で済みます。
大きめの平皿も、わたしの経験上、2枚くらいあれば十分です!
4-2. 靴
靴って、自分ではたくさん持ってないように感じていても、シューズボックスから出すと意外とたくさんあって驚きます。
それなのに「あ〜、今日の服に合う靴がない…」とか言って、靴自体はいっぱいあるくせに、いくつあっても足りないようなことをあなたも言っていませんか?
もう自分が怖い…って感じですよね笑
毎年新しいのを買っては増やして。
でも、どれも捨てたくないからシューズボックスが常に溢れてる。しかもひとり分でです。
そんな人、結構いるんじゃないですか?
わたしは未婚者なので、わからないんですが、最初の方で書いた結婚の件に関して疑問があって。
メンズの靴って、レディースの2倍くらいデカイですよね。旦那さんの靴にプラスこどもの靴も、ってなったら。
みなさんはどうやってシューズボックスに全部収めているのでしょうか??
靴は服と違って、簡単に収納のキャパを増やせないし、「靴が好き」って人も最近多いですよね。リアルにでどうしてるんだろう…。
大きめのシューズボックスがあったとしても、入れていくとあっという間にいっぱいになります。
引っ越しの荷造りにしても、靴は形が決まってしまっているので、ダンボールひとつに入る数はそんなに多くないです。
購入時にもらえる靴の箱は、一足しか入らない割に場所を取るので、荷物を最小限にしたい場合は使わない方がいい。
そうなると、靴底が他の靴に当たって汚れないように、紙か何かで簡単に仕切る必要も出てきたりして。
色々と靴は面倒。
そう考えているうちに、靴は必要最小限で十分だなと思うようになりました。とりあえず、今ある靴を壊れるまで履く。
買う時も自分の足に合うかどうか、痛くないかどうかをよく確かめてから買った方がいいですよね。履かない靴はあってもしょうがないので。
4-3. 服
引っ越しの時に何が1番ダンボールの枚数を消費したかって、服です、服!
詰めても、詰めても、終わらない!
今の家が前の家より収納が大きいので、入居前に「これなら余裕。」と思っていたんですが、実際入れてみたら思ったより全然余裕がなかった…。
持ち物で大部分を占める服も、普段は収納してあると全体の量がわかりにくくて、どんどん新しいのも買ってしまいがちです。
新しい服を買うなら、しばらく着ていない服を捨てたり、売ったりすると ◎
身軽な生活をするなら、服の収納のキャパは一度決めたら増やさない方がいいと思います。
捨てるにしても、売るにしても、引っ越しの場合は何週間も前に始めないと間に合わないので、それはそれで大変ですが、頑張るしかないです。
わたしの場合は捨てつつ、7〜8割は持ってきたんですが、現状まだまだ多いので、今も少しずつ減らしていってます。
服を減らすっていうことはレパートリーを減らすということなので、着るものがある程度固定されます。
しょっちゅう同じ組み合わせの服でも気にしない人、着回しが苦手な人にはいいかもしれません。
わたしも着回しは苦手なので、服を減らすことには抵抗があまりありませんでした。
ワンピースが好きでよく着ているんですが、収納場所も少しで済むのでオールシーズンおすすめです!
洗濯も楽ちんだし、そのままハンガーでクローゼットに移動するだけでOK!
デートで男性の服装を気にする女性がいますが、Tシャツ短パンの人を無闇に嫌うのはわたしは少し違うなーと。
男性は女性に比べて、身軽に生きている人が多いように思います。
ショッピングモールなどでも、メンズのお店は少ないイメージ。
「服は圧倒的に女子が恵まれているなぁ」と思う。
メンズの服はレディースに比べて値段がしっかりめのモノが多いので、頻繁に買い物をしないからかもしれませんね。
4-4. 寝具(カバーなど)
布団派の人もベッド派の人も、本体はひとつだけど、カバーや敷パッドがたくさんある人はいませんか?
ニトリや無印良品に行くと、かわいいのがいっぱいあって、ついつい欲しくなっちゃうんですよね!
でもひとり暮らしなら、カバーや敷パッドを交換する頻度や1週間の洗濯の回数など、その人の生活サイクルでだいたい決まってきます。
ストックの枚数は、交換頻度や洗濯の回数に合った枚数があれば十分だと思います。
カバーなどに加えて、夏用と冬用のタオルケットも、必要以上たくさんあると収納場所に困るので、最小限の枚数でOK。
新しいものを買うなら、古いものとサヨナラすることが寝具にも必要です。
4-5. スポーツウェア
スポーツウェアは普段運動の頻度な少なければ、全部で2セットくらいで十分だと思います。
何でも形から入るわたしは、運動用に何着もウェアを買いました笑
でも結局いつも使っているのは、ラフめの普段着みたいなやつばかり!
運動やジムなどの時に着るものは、特別なものである必要はまっっったくありません。
わたしがオススメなのは、上は少し大きめのTシャツ(汗をかくので、大きめの方が快適)。下はヒザ下丈のスウェットパンツ。
シンプルだし、動きやすくて、洗濯も楽ちんです!
あと、女性ならスポーツブラが必要ですよね。GUは夏にスポーツコーナーを展開しているので、プチプラで手に入れることができます。しまむらもオススメです!
ちなみに、しまむらはくるぶしソックスも優秀で、かかとに脱げ防止の滑り止めが付いていて、しかも安い!
運動する時は脱げない靴下があると、非常に快適です!
5. さいごに
引っ越しの経験から、わたしが身軽化するためのソフト断捨離のススメをまとめてみました。
気をつけないと、ひとり暮らしは簡単にモノが増えてしまいます。
みなさんはどうでしょうか。
自分なりのルールを作って、モノを減らせば、モノに囲まれていた時には気付かなかった「生活のしやすさ」が発見できるかもしれません。
もし参考になるところがあれば、取り入れてみてください!
文章が下手で恐縮ですが、以上です!
海野もちでした