ストレスによって起こる口の中の問題って?

引っ越しシーズン真っただ中って感じですね!

そんな今日は。

心に余裕がなくなった時になりやすい「口の中の不調」について!

実は、わたしが今住んでいる部屋も4月に更新を迎えるため、引っ越しすることにしたんです!

1月末から2月末まで丸々1ヶ月、ずっと不動産屋回りをしていました。

わたしの仕事の休みが木曜日と日曜日なので、ほぼすべての休みをつぶしての物件を探しました。

2月最後の日曜日に気に入った部屋が見つかって無事契約完了!

とにかく、すごく疲れました……

ストレスもすごく溜まりました。

いつもなら休日は外に出ないで家でのんびり過ごすタイプなんですが。

気持ちが休まる暇がない生活が続いたのが、結構辛かった。

物件探しに限らず、長い期間がんばらなきゃいけない時にはストレスとうまく付き合いながら乗り切らなきゃいけません。

自覚がなくても、ストレスが溜まった時や疲れた時には「不調」という形で体が「そろそろ休もうよ!」とサインを送ってきます。

歯に違和感がでることもあります。

例えば「歯がしみる!」とか。

朝起きたら「あれ?なんかおかしい…」と感じたり。

前日まで何も問題なかったのに「まさか、虫歯になったんじゃ!?」と心配になりますよね。

ストレスや疲れ、体の抵抗力が落ちた時に口の中に起こる不調をピックアップしてみました。

わたしが引っ越しの物件探しをしている間に実際に起きた「歯の不調」も織り交ぜてご紹介します!

気づかないだけで、同じ症状がある人がいるのではないでしょうか。

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1 . こんな症状ありませんか?

1 – 1 . 朝起きた時に顎がだるい感じがする

寝ている間に自分の口の中に起きていることを把握できてる人は少ないんじゃないでしょうか。

朝起きて「何だか顎がだるいな……」と感じた時。

寝ている間に歯ぎしりや食いしばりをしている可能性があります。

実はわたしも食いしばりをしています。

特に今回物件探しをはじめてからは、ストレスで食いしばりが酷くなりました。

以前、歯ぎしり防止用につくってあったマウスガードをつけて寝るようにしたら、多少良くなりましたが。

でも食いしばりの影響で、肩こりがまた酷くなってしまいました……。

▼前回、肩こりが酷くなった時の話

⇒ほぼ20年付き合ってきた猫背が突然牙をむいた時の話

食いしばりをしていると、肩や首の筋肉も緊張状態になります

なので、肩がこるようなことをしていなくても、肩こりや首が痛いといった症状がでることがあるんです。

わたしは物件探しは基本ネットでしたので、スマホをいじる時間が長くて。

そうすると、姿勢も悪くなって、さらに肩こりが酷くなってしまうという悪循環。

何だかわからないけど顎がだるい感じがしたり、肩こりする人は、歯ぎしりや食いしばりをしていないか確認してみてください。

自覚症状がある人は歯医者さんで一度相談してみましょう!

▼肩こりや首に痛みがある人は、少し気をつけるだけで症状が軽くなるかもしれません

⇒肩や首が痛い時に見直す3つのこと

1 – 2 . 歯がしみる

これは先ほどの食いしばりに関係してきますが。

噛み合わせの不具合によって歯が急にしみるようになることがあります。

歯医者さんには「歯がしみる」と言って来院する患者さんが多いです。

そういう時に最初に確認するのが【噛み合わせ】。

上下の歯を噛み合わせた時に、強く当たって過度な負担がかかってしまっている部分を調べます。

その部分の表面をごく少量削って調整すると、歯がしみる症状が改善する場合があります。

でも、いつ、そんな大きな負担が歯にかかってしまったのか。

上下の歯が噛み合わさる時間って、起きている間では食事の時だけって知っていましたか?

喋ってる時もテレビを観ている時も、よく思い出してみると上下の歯は触れることなく、必ず離れています。

食事の時間くらいじゃ、さほど歯には負担はかからないはずなんです。

では、一体いつなのか。

強く噛み込んでいる可能性があるのは、寝ている時なんです。

たまに起きている時(食事以外)も食いしばりをしている人がいますが。

先ほどの話に戻ります。

ストレスによって歯ぎしりや食いしばりが酷くなるのは、先ほどのところで出た話です。

その歯ぎしりや食いしばりによって負担がかかった歯が「しみる」とか「違和感」を感じることがあるんですね。

わたしも食いしばりが酷かった時に、顎のだるさと同時に歯が全体的にいつもよりしみやすくなって、しばらくは嫌な感じが続いていました。

もちろん、虫歯が進行して痛み出したタイミングと忙しい時期が重なる場合もあります。

症状がある人は自己判断で放置せずに歯医者さんへ行きましょう。

1 – 3 . ベロ(舌)が痛い

これはわたしが実際になったわけではないんですが、前に口腔外科の先生に聞いた話を思い出しました。

先生のところに「舌が痛い」と来院した患者さんがいたそうです。

それは舌痛症というもので、症状としては「舌がピリピリする感じ」や、「夜寝る時に気になって寝れない」などがあります。

「治療は飲み薬でするんですか?」と質問したら、先生はこう答えました。

「ううん、何もしない」

えっ!?何もしないの!?とびっくりしたんですが、それにはちゃんとした理由がありました。

舌痛症は、環境の変化によるストレスなどで起こることがあるんだそうです。

話に出てきた「舌が痛い」と来院した患者さんも、ちょうど引っ越しをした時期に来院されたそうです。

環境の変化によるストレスなら、落ち着けば症状がよくなる可能性が高いので、まずコレをやってもらうとこのと。

ベロを気にしないようにする。

黙っていても痛みがあって、夜寝れない場合は、先生に診てもらった方がいいそうです。

夜、きちんと寝れているなら心配しすぎる必要は逆にないとのこと。

寝てる間に、ベロを歯に「ギューーッ」と押し付けたりしてしまうと痛みの原因になるので気をつけましょう。

見えない傷がついている場合もありますが、傷なら自然に治癒するので、この場合も心配ないそうです。

1 – 4 . 歯ぐきが痛い、腫れる

忙しい時に疲れで体の抵抗力が下がると風邪を引きやすくなったりしませんか?

わたしは、年末の仕事納めとお正月で大風邪をひくことがあります。

気が緩んで、体の疲れがどっと出て。

歯ぐきも同じで、疲れで抵抗力が下がることで急に「ボンっ」と腫れることがあります。

歯ぐきが腫れる原因は、磨き残しです。

磨き残しの中にいる細菌に感染することで炎症を起こしてきます。

十分な抵抗力があれば、感染したとしても体の中で処理されて腫れずに済みますが。

抵抗力が下がると細菌の方が優勢になって歯ぐきが腫れてしまいます。

特に親知らずは一番奥にあるので非常に磨きづらくて、腫れやすいです。

一度腫れが治まっても汚れがたまりやすい状態である限り、また腫れる可能性があります。

だから歯医者さんでは、親知らずを抜くことを進める先生が多いんですね。

歯ぐきが腫れないように、自分である程度管理することは可能です!

それは歯ブラシがきちんとできるかどうかにかかっています。

汚れをきれいに落とせるように、歯ブラシを定期的に交換することも重要です。

おすすめは1ヶ月に1回の交換。

それより長く使うと、だんだん新品の時のような毛先のしなやかさがなくなって、汚れが落ちにくくなってきます。

見た目に変化がなくても、毛先にコシがなくなった歯ブラシを長く使い続けることは自ら虫歯や歯周病にしているようなもの

磨き残しが少なければ、歯ぐきが腫れるリスクも減ります。

もし何ヶ月も同じ歯ブラシを使っている人がいたら今日から新しい歯ブラシを使ってくださいね!

2 . さいごに

今の世の中にストレスがない人なんていないと思います。

ストレスが健康に与える影響って結構大きいですよね。

三十路を超えて改めてそう思います。

ご紹介した症状の他にも、まだ解明されてないだけで関連があるものも中にはあるんでしょうね。

噂では、歯石もストレスによって付きやすくなったりする可能性があるそうです!

ストレスと口の中の問題。

関係ないと思いきや、実は深い関係があるので、この記事を参考にしていただけたらと思います!

海野もちでした

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