毎日する歯みがき。
なかなかキレイに磨けない…と悩んでいる人。
今日からできる「磨き残しを少なくして、キレイに磨くコツ」を2つご紹介します。
1 . 磨き残しを少なくするコツ
①順番を決めて磨く
磨き残しが残る要因の一つに「一部磨き忘れ」があります。
えっ?磨き残し?
まんべんなく磨いてるつもりだけど?
って自分では思いますよね。
例えばこんな磨き方をしていませんか?
最初は右上から磨いて⇒次は右下⇒その次は左上⇒その次は右下…
こんな感じで、あっちこっち。
あっちこっち磨きで磨き残しが起こる要因は、歯ブラシが当たっていない歯がある可能性があるというところです。
先ほどのイラストをみていただくとわかりやすいと思いますが、ラインとラインの間に隙間がありますよね。
実際に磨く時にも、同じことが起こり得るのです。
一応全部の歯に当たっていたとしても、歯と歯の間に磨き残しが残ってしまったりします。
それを防ぐために、わたしがご提案するキレイに磨くコツは【順番を決めて磨く】ということです。
どういうことかというと。
▼こんな感じ
スタートは、右からでも左からでもお好きな方でOKです。
スタートしたら1番奥からぐるーっと、反対の奥歯まで順番に磨くんです。
そうすると、あっちこっち磨きをした時のような「歯ブラシが一部だけ当たらない」ということを防ぐことができます。
▼具体的にどういう感じで磨くかというと
❶左上の奥歯のオモテ側に歯ブラシを当てて歯みがきスタート。
1本の歯に対して10回くらいずつ往復させると◎
❷そのままオモテ側を順番に左から右へ磨いていき、右の奥歯に到達したら、今度はそのまま上の歯のウラ側を磨きます。
右の奥歯に到達して、そのままウラ側へ歯ブラシを移動させて【右→左へ】折り返してきてもいいし(イラストの上のような感じ)
もしくはまた左へ戻ってウラ側を【左→右へ】磨いてもいいです。(イラストの下のような感じ)
右利きの人なら、右から始めて左に移動するより、左から始めて右に移動していく方が動作的にスムーズかもしれません。
▼奥歯→奥歯をそれぞれ4ライン
- 上の歯のオモテ側
- 上の歯のウラ側
- 下の歯のオモテ側
- 下の歯のウラ側
この4ラインが終わったら、忘れてはいけない【歯の噛む面】も磨きましょう!
チョコやクッキーを食べた時に、1番カスが詰まる部分です!
②磨き終わったら舌で歯を触ってみる
もう一つのキレイに磨くコツは、
歯みがきが終わって口をゆすいだ時に【舌で歯を触ってみること】です。
特に、歯と歯ぐきの境い目。
わたしもこれはよくやります。
歯の表面って、歯みがきする前はヌルヌルしていたり、ザラザラしていたりしませんか?
わかりやすいのは、下の歯のウラ側かなと思います。
歯みがきする前は、なんだか嫌な舌触り…。
歯みがきが終わったあとは、このヌルヌルやザラザラが取れて、ツルツルになっているのが良いのです。
ぜひ、歯みがきが終わったら歯を舌で触ってみてください。
まだ、ヌルヌルザラザラだったら歯みがきが不十分ということなので。
▼その場合確認したいのがこちら
- 歯みがきの時間が短すぎないか(1〜2分)
- 力を入れすぎではないか
- 大きく動かしすぎではないか
など。これらを改善してみてください。
▼その改善策は?
- 長めに磨く(3分〜5分)
- 適度な力で磨く(※下記で解説)
- 歯と歯の間に当たるように小刻みに動かす
ぜひ試してみてください。
力を入れすぎると、歯ブラシが能力を発揮できない!
力を入れて磨いた方が、汚れが取れる気がするっていう人は多いのではないでしょうか。
しかし、過度に力を入れてしまうと、逆効果な場合があります。
歯ブラシの能力を存分に発揮するためには、力を入れすぎてはいけません。
しなやかでコシがある「毛先」をうまく使ってあげることが必要なんです。
力を入れると、毛先が寝てしまうので能力を発揮できないのです。
▼適度な力の入れ具合とは?
- 毛先が寝ない程度
- 【手の爪を人差し指で押してみて、爪が白くなる程度の力】
と、むかし歯科衛生士さんに教えていただきました!
ちなみに。
歯ブラシがこんな風になるまで使っていませんか?
この状態だと、どんなに磨き方がうまくて磨く時間が長くても、キレイに磨くのは難しいです。
交換しましょう
短い期間(1ヶ月くらい)で、こうなってしまう人は強く磨きすぎなことが多いです。
2 . まとめ
他にも磨き残しを少なくして、キレイに磨くコツはいろいろありますが、今回は2つをピックアップしてみました!
今日からできる簡単なものなので、ぜひ試してみてください。参考になればうれしいです。
海野もちでした