【プロから学んだ】汚れが取れる「歯間ブラシの使い方」

こんにちは、海野もちです、よろしくお願いします。

《アイキャッチ》歯間ブラシの使い方

歯を磨くアイテムといえば、歯ブラシですが!

歯と歯の間にすき間ができてきたら、歯ブラシだけでお手入れするのが難しくなってきます。

そこで登場するのが、

\「歯間ブラシ」/

歯間ブラシ登場!ババーン!

わたしは今までいくつかの歯医者で働いたことがあるんですが、その中で歯間ブラシの使い方も教えていただきました

わたしは歯科助手なので実際に患者さんに指導するわけではありませんが、

「自分で使うときにはこうしよう」とか「親が使うときがきたら、こういう風に使うといいよって教えたい」という思いです。

  • 歯間ブラシをうまく使えない人
  • 汚れを取り残してしまう人
  • 使いたいけど、使い方がわからない人

自分や周囲の人だけでなく、多くの人が歯間ブラシを正しく使えるようになればいいなと思ったので、今日はその使い方をシェアしたいと思います!

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# その歯間ブラシ、すき間の大きさに合うサイズですか?

どのサイズの歯間ブラシを使えばいいの?

歯間ブラシで汚れをキレイに取るためには「正しい使い方」も大事なんですが、その前に大事なことがひとつあります。

それは「歯間ブラシのサイズ」です。

歯間ブラシはサイズが細かく分かれているのは知っていますか?

サイズが細かく分かれている理由は、誰でも❶効率よく❷確実に汚れを落とせるようにするためです。

歯間ブラシでキレイに汚れを取るためには、

  • 適切なサイズを使う
  • 正しい使い方

この2点が大事だったんですね。

歯間ブラシはぜひ歯医者さんで購入することをオススメします。

近所のドラッグストアでも歯間ブラシは買うことができます。

ですが、

ドラッグストアで売っている歯間ブラシはなるべく多くの人が使えるように「S〜M」というようなザックリしたサイズ分けにしかなっていません。

歯医者さんにある歯間ブラシは、

  • 4S(ふぉーえす)
  • SSS(すりーえす)
  • SS(えすえす)
  • S
  • M
  • L
  • LL(えるえる)

これだけ細かくサイズ分けされています。

例えば、大きなすき間に対して細いサイズの歯間ブラシを使っても、汚れを落とす効率はあまりよくないですよね。

ぴったりサイズの歯間ブラシを使うとこんな感じ

逆に、すき間に対して太いサイズの歯間ブラシを使うのも汚れがうまく取れないし、歯ぐきを痛める原因にもなります。

なので、歯間ブラシはピッタリのサイズを使うのが◎なのです!

でも、どのサイズが自分に合っているのか見極めるのって難しいですよね?

サイズ選びも歯医者さんでしてもらうことをオススメします。

理由は、

  • 人に見てもらうほうが確実に合うサイズを選ぶことができる
  • その場で歯間ブラシを出し入れして選ぶので確実
  • 持ち方や使い方を教えてもらえる

あと意外と盲点なのが、

使うべきサイズは1種類とは限らないということ。

例えば、

  • 前歯のほうは細いサイズ
  • 奥歯はひとつ上の太いサイズ

こんなパターンもあります。

これに気づかず、前歯のところで使っている歯間ブラシを奥歯の歯間に使うとすると、これは相当うまく使わなければ汚れを取り残してしまうのです。

それって、せっかく歯間ブラシを使っているのにもったいないと思いませんか?

なので、歯医者さんでの適切なサイズ選びがとても大事なのです。

もし「サイズが合ってないかも…」と思う人は一度歯医者さんに見てもらうといいと思います。

# サイズが決まったら、次は使い方!

使い方は簡単です

ただし、3つのことに気をつけてみてください。

❶角っこを意識してよくこする

❷汚れを次の場所に移動させない

❸1周で足りなければ、2周目もやる

角っこを意識してよくこする/

歯間のすき間は何となく三角形のかたちをしています。

三角形の3つの角

3つの角っこの説明

この角の汚れをよくこすって落とすようにしてください。

そのためには、ただ単に歯間ブラシをすき間に出し入れして終わりにするのではなく、

ブラシを角にピタッとフィットさせる必要があります。

このときに歯間ブラシのサイズが細すぎると、汚れを落とす効率がとても悪いのです。

えっ、じゃあ、角に入りやすいように隙間の大きさより細いやつのほうがいんじゃないの?

と思うかもしれませんが、太いもので大丈夫です。

なぜなら、歯間ブラシの毛は硬すぎずやわらかすぎず、とてもちょうどいい硬さになっています。

軸には細いワイヤーが使われていて、だいたいどのサイズでもワイヤーは同じ細さです。

なので、太いサイズの歯間ブラシでもちゃんと角っこにフィットさせることができます

あ、もちろん角っこだけでなく、歯の側壁もよくこすってくださいね!

汚れを次の場所に移動させない/

歯間ブラシを使ったことがある人はわかると思いますが、

歯間ブラシは1ヶ所のすき間を磨くだけで、白い汚れがたくさんブラシの周りにくっついてきます。

その歯間ブラシをそのまま次のすき間に入れて使っていませんか?

それだと、汚れを次から次に移動させることになってしまいます!

ガーン…(=o=;)

歯間ブラシのブラシ部分は歯ブラシのようにたくさん毛が付いているわけではありません。

すき間に詰まっている汚れが多ければ、1ヶ所やっただけで汚れがたくさん付いてしまい、汚れの除去率がグンと落ちてしまいます。

なので、1〜2ヶ所やったら必ず歯間ブラシを水で洗うようにします

「歯間ブラシは洗いながら使う」の説明

ブラシを洗ってリセットした状態で次のすき間やるようにすると、効率よく確実に汚れを落とすことができます。

オススメなのが、100均などに売っている小さいガラスのグラスに水を入れて、その中で洗う方法。

ショットグラスなどの小さなグラスで大丈夫です。

購入される際は、ぜひガラスのグラスにしてください。

なぜなら、汚れがどれくらい付いているか目で見て確認できるからです(ㆁωㆁ*)

1周で足りなければ、2周目もやる/

これは❷のところと関連しているんですが、

グラスに水を入れて、歯間ブラシを洗いながら1周(入らないところは無理してやらなくてOK)やる、としますよね?

そうすると、たいていの人は透明だった水が何とも言えない白く濁った水になってきます。

さっきのこれですね。

「歯間ブラシは洗いながら使う」の説明

時間があれば、歯間ブラシとグラスをキレイに洗ってもう1周やってみてください。

「1周やったあとだし、今度は白く濁らないはず」と思いますよね?

実際はどうでしょうか(・ω・)

もし2周目でも水が白く濁るようなら、本当はもう1周やるのがいいのですが、さすがにそれは大変です(~_~;)

そのかわりに、数日はサボらずに歯間ブラシを毎日1回は念入りにやるようにします。

日頃の小さな積み重ねで、歯周病や虫歯を予防していくことが大事です。

# せっかく使うなら、効果が出るように使わないともったいない!

最後に歯間ブラシ再登場!

すでに歯間ブラシを使っている人、これから使おうと思っている人、使い方がわからない人。

せっかく使うんだから、きちんと汚れが取れるように使わないともったいないです!

今日シェアした歯間ブラシの使い方、ぜひ試してみてください

でも結局、

歯間ブラシを使うにしても、歯周病の予防や進行を止めることは歯医者さんに行かないと難しいと思います。

歯間ブラシは歯周病が進行した結果、使わなきゃいけなくなるものです。

しばらく歯医者さんに行っていない人はまず行くことが大事。

そして、毎日自分でするお手入れが正しくできていなければ、いくら歯医者さんに行っても焼け石に水です。

歯医者さんに行くこと、そして正しいお手入れ方法を身に着けてコツコツ続けていくこと。

この両方が大事だということを忘れないようにしましょう!

海野もちでした

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