札幌の大通公園に「焼きとうきび」という名物があるのはご存知でしょうか。
屋台でじゅーじゅーとお姉さんが焼いているんですよね〜
焼きとうきび、うまい。
甘い。
大通公園で食べるからうまい。
でも、とうきび(とうもろこし)って食べ慣れてないと食べづらいですよね〜
うまく食べれないとボロボロこぼれちゃったりして。
しかも大通公園には、そのおこぼれを狙ってハトやスズメがたくさんいるんですよ。
あいつら人に慣れすぎてて、めちゃくちゃ近くまで接近してきますからね。
子供連れとかだと気持ちのいいものではないのかな、と。
なんの気なしに一粒あげてしまうと余計に寄ってきちゃいますし。
できれば一粒もこぼさずに食べれたらいいですよね!
ということで、僭越ながら、
今まで100本以上とうきびを食べてきた、北海道出身のわたしが、
大通公園の名物「焼きとうきび」の上手な食べ方のコツをご紹介しようと思います!
この食べ方なら、
●食べ終わりがキレイ
●手が汚れるのが最小限で済む
●服が汚れない
ですよ!
# 大通公園の名物「焼きとうきび」をキレイに食べるコツ
最初にざっくり手順を書いておくと、
❶持ち手を作る
❷袋の中で一回転させ、袋の上から持ち手を持つ
❸先端にしみた汁を吸う
❹横方向に向かって1〜2列雑に食べてスペースを作る
❺下の歯を使って、コーンの粒を1列ずつ外しながら食べていく
(うわ…画像の中に誤字あるの今気づいた)
❶《まずは持ち手を作る》とうきびのおしり側を3cm幅くらいぐるっと一周雑に食べる
食べるときに何が困るかって、
持ちづらいことですよ(-_-;)
屋台で渡されるときって、袋に入れた状態で渡されるんですが、とうきびが先端から突っ込まれた状態で渡されます。
このままだと芯を直接手で持つことになります。
芯は短いし、手も汚れる。
とりあえず持ちづらいので、
片手で持ちやすく加工します。
やり方は簡単に。
(渡された状態で)袋からとうきびのおしりを少し出し、3cm幅くらいぐるっと一周雑に食べてしまいます。
❷持てるくらいの長さが確保できたら、どうにかして袋の中でとうきびを一回転させ、袋の上から利き手で持つ
持ち手ができたら、
袋の上から持ち手を持って保持します。
ここで「あれ?汁はどうなるの?」とお思いになるかと思いますが、
汁はどうにもなりません。
どうにかして本体に汁をからめたいところですが、サラサラでからまないのでわたしは諦めました。
むしろ先端にしみこませればしみ込ませるほど、のちに服が汚れるリスクが増えます。
さて、一回転させるとヒタヒタの先端が上になっている状態になります。
次が重要ポイント!
❸《重要ポイント》先端にしみ込んでいる汁を吸う
まさか、とうきびの先端があんなに汁を吸うとは…
実はわたし、
とうきびの頭が汁を吸ってとっても美味しそうだったので、(いつもは食べないけど)勢いよくかじりついたわけです。
すると、
しみ込んだ汁がドボドボドボ〜!っと上着にこぼれてしまいました。
(買ったばっかりの上着)
なので、
みなさんにはドボドボになってほしくない。
よし…持ち手は作った
では…
いざっ!
って勢いよく先端にかぶりついてしまうと負けです。
ドボドボになります。
かじるのではなく、吸ってください。
あの先端の汁吸収率はやばい。
絶対吸ってください。
吸引です。
❹リスクを潰したら、今度は先端〜おしり方向に向かって1、2列ガシガシ雑に食べてスペースを作る
普通にかぶりつくと、食べた部分がボサボサになりませんか?
これはコーンの皮が残ってしまっているからです。
ボサボサにならないようにする食べた方があります。
(北海道の人はたいていこのやり方なのかな)
前準備として、
(先端の汁を吸ったあと)片手で持ったまま、
横方向に向かって1列か2列端から端まで雑にガシガシ食べてスペースを作っておきます。
※先端の汁がしみ込んでいたモコモコ部分は食べません
❺《コーン外し》下の歯を使い、コーンの粒を上方向に持ち上げるようにして横1列ずつやさしく外しながら食べる
あとは下の歯を使って、コーンを外しながら食べていくだけ。
❹で作ったスペースの下の列から順番に外していきます。
下の歯でコーンを持ち上げるようにしてスペース側に倒します。
指でやるとこういう感じ。
この要領で、
歯を使って!
うまく外れるとコーンが根本からパキッとキレイに外れます。
キレイにパキッと外れると気持ちが良い。
コーンを歯で倒すと同時に、持ってる手をクイッと軽く下に回すと外れやすい(猫手のクイッと反対バージョン)。
最初はうまく外せないかもしれませんが、コツを掴むと簡単にパキパキ外せます。
パキパキ外して食べていけば、最後の食べ終わりの芯がシュッとしてキレイ。
# 手順とか言われると「面倒くせぇ」って思うかもですが、この食べ方が1番食べやすいし、汚れないと思う
普通に持って食べるより、持ち手を作って、袋の上から持てば手は汚れません。
寒いときとか、野外で水なんか触りたくないですからね〜
コーンの外し食べのコツを掴めば、こぼしずらいのでハトに襲われることもない。
(こぼさなくても寄ってくるハトもいます。近くにくる前に足でシャッとやるか、歩きながら食べましょう)
この食べ方は焼きとうきびだけじゃなく、茹でとうきびもいけますので。
ちなみに、「焼きとうきび」と「茹でとうきび」は同じ300円です(2019.4時点)
大通公園へ行った際はぜひ!
海野もちでした