「歯科衛生士」と「歯科助手」は全然違う!

《トップイラスト》歯科衛生士と歯科助手

こんにちは!

歯科助手の海野もちです

歯医者さんのあれこれをご紹介!

今回ご紹介するテーマは「歯科衛生士さん」と「歯科助手さん」の違いについてです。

この違い、意外と知らない人、いるんじゃないでしょうか?

院内では、みんな同じように働いていて、ネームプレートにどっちか書かれていない限り、見分けるのはなかなか難しいです笑

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1 . 「歯科衛生士」と「歯科助手」の大きな違い

先にざっくり説明すると、患者さんを治療する資格があるかないか、そこが違います!

衛生士さんは、国家資格に合格しないとなれませんが、助手は資格は必要ありません。

もちろん、資格がいらないからといって、何の知識もなく働くのはムリです。

スムーズに仕事をこなすために、働き始めたら覚えることがたくさんあります。

私も高卒で勤め始めてから色々覚えました!

ちなみに、歯科助手と助手アシスタントは同じ意味です。

2 . 仕事内容の違い

同じようにみえるけど、違います。

2 – 1 . 歯科衛生士さんの仕事

お口の中を触れる、治療できるのが、衛生士さんです。

たとえば、歯みがきの指導。

これは衛生士さんのお仕事です。歯周病の予防や管理、指導をしてくれます。

ちょっと難しい言葉でいうと「歯科医療行為」ができるのが歯科衛生士さん。

あと、治療のアシスタント。

ムシ歯を削る時に、お口の中の入れるお水を吸う機械。あれはバキュームという名前なんですが、バキュームをしたり、治療に使う道具や材料を先生に渡すのも仕事のひとつです。

2 – 2 . 歯科助手さんの仕事

「歯科医療行為」以外の受付・事務・片付け・アシスタントなどのお仕事です。

歯科助手さんは、患者さんのお口の中は触ることができません。

衛生士さんがいない歯医者や、衛生士さんが不足している歯医者では、助手さんがとても活躍しています。

わたしのいる歯医者は、衛生士さんがいないので、先生のアシスタントはわたしがやります。

3 . お給料の違い

わたしが前にいた歯医者では、衛生士さんは「衛生士手当」というものがあり、助手さんより給料は数段上という感じです。(すべてがこの限りではありません)

求人雑誌などで見て知っている方もいるかもしれませんが、歯科助手はかなり薄給です。

給料や待遇面の違いもあり、もっと知識を深めたいと思う助手経験者が、途中から衛生士学校に通い始めるってことも結構あります。

4 . 【参考】わたしが過去にいた仕事環境をご紹介

  • メインの先生 (院長)    1人
  • 土曜日の午後にくる口腔外科の先生  1人
  • ユニット (治療台) メインの1台+予備1台
  • 予約は 30分に1人
  • 急患が入った時は、治療が早く終わりそうな予約の時間に重ねて予約
  • 土曜日は口腔外科の先生が親知らずをバンバン抜く
  • 基本座る暇はなく、バタバタしてるうちに1日終わる
  • スタッフ(助手)1人

治療は先生が最初から30分付きっきりのスタイルです。

このスタイルをとっている歯医者さんはなかなか珍しいです!

たいていは、ユニットが何台もあって、衛生士さんも何人もいて、30分の間に患者さんを同時進行で診るスタイルが多いです。

先生が治療したら、あとは衛生士さんにバトンタッチっていう流れ。

しかし、わたしがいた歯医者は、院長が待たせることを極度に嫌い、昔からマンツーマンスタイルをとっているようです。

数人同時進行だと、どうしてもお待たせしてしまう時間ができてしまいますからね。

こんな少数精鋭(?)な歯医者もあります笑

先生自ら、何でもやるので、スタッフ1人でも問題ないのでしょう。

(正直ぎりぎりだけど笑)

殴り書きになってしまいましたが、参考になれば!

以上です!

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