お花を育てるのと歯磨き上手な子供を育てるのは同じだな

《アイキャッチ》歯育はお花を育ててる感覚に違い?

こんにちは、海野もちです

今日、中学校1年生を対象にした歯科指導に同行したんです。

1年に1回の行事で、話すのは先生。

私は歯磨きの実習の手伝いをするだけでほぼ見ているだけなのですが、毎年思うことがあってそれが今日確信に変わりました

歯磨きの練習させるのって中学生からじゃ遅すぎる!!

確かに中学生になれば、先生がする説明は理解できると思います。

でも内容を理解できたとしても、それを素直に実践してもらうには年齢的に難しいのでは?

実際に今日実習を受けた生徒が言っていたのがこちら↓

  • めんどくさいよ~
  • 長い時間磨く時間なんてない!
  • フロス難しすぎる

みんな虫歯や歯周病の説明は割としっかり聞いていたんです。

しかし、歯磨きの実習になった途端こんな感じ。

私は思うんですけど、めんどくさく感じる原因は土台として歯磨きの習慣づけがしっかりできていないからなんじゃないかな。

優先するべなのは虫歯の知識を教えるよりもまず物理的に歯磨きがしっかりできるようになってもらうことが先なんじゃないだろうか。

うちの歯医者はたまたま中学校が担当なので、決して先生のことをディスってるわけではありません笑

歯磨きをしっかり習慣づけるためには中学生ではなく、もっと小さいうちから指導する必要があるはずです。

まずは種を植えるところから

歯磨きが上手にできる子供を育てることはお花を育てることに似ています。

お花は種から育てます。そこから芽が出て、ふくらんで、花が咲きます。

歯磨きも歯が生えてきた時から徐々に習慣づけることで、親の手が離れた時にしっかり子供自身が歯の健康をある程度管理できるようになるんです。

英語と同じで、歯磨きも英才教育にしましょう。小さいうちから慣れさせることがその子のその後の人生を左右すると言ってもいいです。

小さいうちからはじめるメリット

小さいうちからはじめる最大のメリットはやはり『習慣になる』ということです。

しかし間違えてはいけないのが、最終的な目的は『歯磨きでしっかり汚れを落として、歯の健康を管理させる』ことです。

子供が自分で歯磨きで汚れがしっかり落とせるようになるのはうんと先になると思うので、それまで周りの大人がちゃんとチェックしてあげないとダメということ。

仕上げ磨きは必須ですし、ある程度理解力が出てきたら虫歯のことも絵本などを使ってわかってもらう必要があります。

今でもよく覚えているんですが、私はNHKのおかあさんといっしょを小さい時に毎日観ていました。にこにこぷん世代ですが。その中で好きだったのが『はみがき上手かなっ』『パジャマでおじゃま』のコーナー。

これが今考えたら神コーナーで、親に言われなくても自分で歯ブラシを出してきて曲に合わせてノリノリでやっていました。さらに凄いのが、ひと通り自分で磨かせたあとに『仕上げはおか~あさ~ん』のトドメのフレーズが登場し、自ら進んで母に仕上げ磨きをやってもらうのです。『仕上げをしてもらわないと終われない』という習慣までいつの間にか身についてしまうのです!

汚れを実際に落とせてはいないと思います。でも習慣づけることは大成功です

当時のおかあさんといっしょの有能さには頭があがりません。私が今も虫歯がないのはもちろん母のおかげであり、おかあさんといっしょのおかげなのです。

さいごに

小さいお子さんがいるお母さんは是非今から歯磨きに慣れさせる練習をはじめてみませんか?

方法は今後記事にしたいと思います。

今もおかあさんといっしょで歯磨きのコーナーってあるのかな?

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