フロッキーハゲから守りたい!シルバニア赤ちゃんの保護スーツ【作り方】

こんにちは、タムタムナイスです。

シルバニアの赤ちゃんをおでかけに連れていきたい!

が、しかし!

ハードケースなどに入れているとはいえ、移動中、知らないうちにハゲてしまったりなんかしたら…

そんなのムリーー!!

立ち直れない!!!

ということで、シルバニア赤ちゃん用の保護スーツをフェルトで作ります。

完全に保護できるわけではありません。こちらの保護スーツをつけて、尚且ハードケースなどにいれての持ち運びを想定してのハンドメイド品です。作製及び使用は自己責任でお願いします。

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# 材料

まずは材料です。

顔が出る窓の部分に穴を開ける作業があるので、そのときに「これを使うと便利」というものもあるので、あわせてご紹介します。

保護スーツに必要な材料と道具

●フェルト

●刺繍糸(90cmちょい必要/巻いてある刺繍糸3巻分程)

●刺繍針

●ボタン

●ゴム(1mmの太さのものを6cm使用)

●眉毛切り用のハサミ※

●顔に当てるクッション(毛糸で作る)

すべて100均でそろいます。

これを使うと便利だよーというのが「眉毛切り用のハサミ」です。おすすめ。

顔が出る窓の部分を切って開けるときに大きなハサミだと切りにくいです。

顔窓は本当はなくてもいいのかもしれませんが、赤ちゃんが苦しそうなので開けておきます(私は正気ですよ)。

# 本体の作り方

ざっくり作り方を説明すると、

フェルトを切る→縫う→クッションをつける

こんな感じ。

以下、詳細です。

保護スーツの寸法

寸法はこんな感じ。

ウサギ用の場合は縦が5cmだと耳が出てしまうので、もう少し長めにしてください。

顔窓は画像を参考に切ってみてください。

切る際は「あると便利」な眉毛用のハサミを使うといいですよー!

刃が薄くて当てやすく、先がカーブしているので丸い形に切りやすい!

顔窓はあまり大きく開けてしまうと保護スーツとしての役割を果たさなくなってしまうので注意してください。

では、実際に作っていきます。

保護スーツ作り方1

下書きなどをした線がないほうのキレイな面がいいですね。

つぎ、

保護スーツ作り方2

最初の玉留めは裏側の目立たないところに置きたいので、一旦、裏で作業します。

保護スーツ作り方3

↑❸左下の画像のように針を刺して、フェルトの厚みの半分だけ浅くすくって、オモテではなくフチから針を出す。

❸右下の画像のようにする。ここがスタート地点となる。

最初は刺繍糸が長く、フェルトから針を抜ききる途中で絡まったりするので、慣れるまで絡まらないように注意する

つぎ、

保護スーツ作り方4

表に返して、スタート地点から左隣に1つ目のブランケットステッチをする。

↑❹左上の画像のように針を入れ、今度は裏まで貫通させる。

そして、針を抜く前に右から出ている糸を針に引っ掛けてから(❹右上画像)、フェルトから針を抜ききる。

糸を締めると❹右下画像のようになる。

これでブランケットステッチの1つ目が縫えました。

つぎ、

保護スーツ作り方5

角っこはどうすればいいか。

角っこの縫い方は2パターン。お好みで。

保護スーツ作り方6

〼のパターンは、〼の形の左下の角に3回針を通すとこのような形にすることができます。

1回目のブランケットで〼の下の辺を、また同じ穴に2回目のブランケットをして〼の斜めの辺を、そして3回目のブランケットで〼の縦の辺を、という具合です。

逆に〼にしないパターンは、角からちょっと離れたところに針を刺してちっちゃいブランケットをするだけです。

私は〼が鳥の足跡みたいに見えるので、〼にしないことが多いです。

実際はお好みなので、どちらでもいいし、他のやり方があれば知りたい。

つぎ、保護スーツ作り方7

サイドの部分でゴムとボタンをつけます。

どっちをゴムにして、どっちをボタンにするかはお好みで。

この作り方では、表から見たときに右がゴム、左がボタンになっています。

付け方ですが、

ブランケットステッチを全周やってから、糸を切って玉留めして、また玉留め作ってゴムを縫いつけて…ってやるが非常に面倒なので、ブランケットステッチの途中でゴムもボタンもつけてしまいましょう

サイドの半分くらいまできたら、一旦ブランケットステッチをやめて、裏から表に針を刺して抜きます。その際の針を刺す位置ですが、ゴム/ボタンをつけたい位置に刺します。

ゴムの場合は、ゴムを縛った玉の部分の上下を固定するといいと思うので、固定できるように適当にグルグルとフェルトに縫いつけます(↑❽画像左上)。

表からみたときに縫い目がキレイだと◎(↑❽画像右上

ボタンは表の縫い目は関係ないので簡単につけてしまいましょう。

ちなみに、ボタンは人間の服みたいにがっちりつけなくて大丈夫なので穴に通すくらいで、家庭科で習ったみたいにボタンの下のグルグルはやらなくていいです。

縫い付けたら、またブランケットステッチに戻り、反対サイドまで進めます。

ブランケットステッチへ戻るやり方はこちら。

画像はボタンをつけてからステッチに戻るときのものなのですが、ゴムの場合も同じやり方です。

保護スーツ作り方8

ブランケットステッチに戻って反対まで進めたら、位置決めをします。

位置がズレるとかっこ悪いので、ここの少し上にある❽画像左下のようにフェルトを半分折って当ててみるとよいです。

あっ、ボタンをつける位置は端から近すぎると完成品がなんかユルユルになるので注意してください。あとで出てくるスーツ完成品の画像もボタンを端につけすぎて、隙間から背中が見えてしまいました。悪い例として載せます(-_-メ)

長くなりましたが、つぎ、

保護スーツ作り方9

ゴムもボタンもつけて、ステッチを一周縫い終わったら、最初のスタート地点に戻っているはずです。

スタート地点は糸がフチから出ているだけなので、その直下に最後のステッチをすればブランケットステッチは完了。

さいごに糸の始末をします。

↑❾の画像を参考にして、ステッチの横糸の下に針をくぐらせて裏で糸始末をします。

玉留めして終了です。

これで本体ほぼ完成。

あとは、クッション部分です。

# クッション部分の作り方

クッション部分は今回毛糸を使用しました。

ダイソーのアクリル毛糸の並太です。

作り方は2パターンあります。

もし、かぎ編みができる人なら、Aパターンを。

保護スーツ作り方10

↓できなくても指に巻いて作れる、Bパターンで↓

保護スーツ作り方11

作ったクッションを縫い付けるなり、ボンドでつけるなりすればOK!

保護スーツ顔クッション

指2本にゆるく6巻くらいしたもの。

それぞれの赤ちゃんに当ててみたらこんな感じ。

参考までに。

# 完成したらこんな感じ

なにも入らないけどポケットをつけてみました。

保護スーツ完成1

保護スーツ完成2

あぁ…後頭部と背中が出てしまった…

ゴムが長かったり、ボタン端につけるとこうなるので注意してください。

色んな色の組み合わせや、刺繍などすればバリエーションがたくさん作れるので、ぜひ作ってみてね!

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